ただこれは非常にとつぴな議論かもしれませんが、上省だけでありませんで、控訴と上告両方に通じました上訴制限の一つの問題といたしまして、私の個人的に考えておりますことは、現行法の検事上訴制度というものは考え直す余地があるのではないか。検事から控訴し、検事から上告をする。こういう制度の存在価値というものをわれわれはもう一度考え直す必要があるのではないかということを考えておるのであります。
斎藤朔郎
私はそれはとつぴな議論だと思つた。但しその点についても、われわれはくれぐれも間違いないように念を押したはずであります。しかるに今その心配が出て来ておる。われわれは共産党に先見の明を誇られるような立場に落ち込んだ。容易ならざることです。
猪俣浩三
それからこれはとつぴな議論だけれども、私の次の論議の中心になるのですが、警察に大砲がいるということをあなたは今お思いになりませんか。また将来もそういうものはいらぬとお思いになりますかどうか。
世耕弘一
しかし今のお話のように、最後の目的を主体にいたしますと、これを管理するものに陸運監理局というものが運輸省にありますから、この道路の上を走らせる自動車を預かつているところに帰属すべきであるというようなとつぴな議論も出て参るのであります。
村瀬宣親